最低いくらから?数珠を作るために必要な費用
【念珠の学校オンライン】お申し込み前のお問合せで、費用についてのご質問が多いです。
この記事では、数珠を作るために必要な費用について、ご説明します。
とにかくお金を掛けたくないという方法もありますが、せっかくならしっかり練習できて、でき上がりも一生モノにしたいですよね。
結論から言いますと、【念珠の学校オンライン】にご入会いただき、初めての制作にオススメしている女性向け、本水晶の略式念珠を作った場合、材料一式4960円(2023時点での会員価格に割引後)、道具は身の回りの工夫次第でつくる事ができます。
最初の会費や材料費等全てあわせて、最初は2万円弱から可能です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
材料費
数珠には、多くの形やサイズがありますし、まったく同じ形であっても、
樹脂なら、千円
天然石なら、1万円
琥珀なら、10万円
ということはよくあります。
とはいえ、これから始めたい人にとっては、基準がないと不安だと思いますので、一例をご紹介しましょう。
本水晶(透明水晶)で、単念珠(ひと輪の略式)に、正絹頭房を付けた場合を考えてみましょう。
できあがりはこんな感じです。
ちなみにこれは、初めて作る人にもおすすめしているものです。
腕輪念珠などの簡易的な物をのぞき、仏事の現場でもしっかり使えるものと考えると最適なスタートです。
作りやすい素材ですし、各宗派の本式などに発展させるためにも、基礎的な技術が詰まっています。
樹脂製のように安くないですが、苦労して作った初めての作品として、一生使っていただける良い念珠になります。
以下、必要な材料です。
- 水晶の玉一式
- 中糸(ナイロン製の専用糸)
- 絹糸(軸足を編み込むためにつかう)
- 正絹頭房(2個一組)
細かいことではありますが、バラバラに買うと、中糸などは少し無駄が出てしまいます。
たくさん作る人は10m単位で購入したりしますが、一連分なら50センチあれば足ります。
そういったご要望に対応するために、下記のようなセットも用意しています。念珠の学校オンライン会員なら、水晶ではなく違う玉に換えたいなど、わがままなリクエストにも、追加料金なく喜んで対応しています!
会員様は表示の価格より2割引で買えます。
必要な道具
あとは、多少の道具ですね。
念珠を編み込むために、特別な道具は必要ありません。
当店でも使いやすい専用の道具を購入することは可能ですが、ちょっとした工夫や、身近にある工具で十分作ることができます。
何か、引っかけて作業する場所が必要です。
箱に釘を刺したようなものを自作してもいいですし、一例ですが、クランプと呼ばれている工具を机に挟むと、引っかける場所を作ることができます。
クイックバークランプ
なんなら身近なパートナーに、ちょっと持っててもらうということでもOKです。
それは、ひょっとして道具を買うより高く付くかもしれませんが・・(笑)
あとは、糸を図るために、必要な長さの板があると便利です。
ベニア板を切ってもいいですし、厚紙や段ボールでも代用することは可能です。
それなりに継続して作っていきたいということでしたら、専用の軸編み台と糸巻き板もご用意していますので、こちらが便利だとは思います。
軸編み台・糸巻き板のセット
https://shop.nagaokanenju.com/?pid=156630095
上記の道具はオリジナルで製作しているものですので余所では手に入りません。
その他、ハサミ、手芸ボンド、ナイフなど、ご家庭にあるもので問題ありません。
いろいろ揃えるのが面倒だという人向けに、全部セットもご用意しています。
念珠作り用「道具全部セット」
https://shop.nagaokanenju.com/?pid=156623798
これらのセットも、会員になるといつでも2割引で購入することができます。
まとめ
念珠の学校オンラインでは、入会金などありません。
参考価格として、最初の一ヶ月で、本水晶の略式念珠を作った場合
- 会費:一ヶ月分 11000円
- 材料:単念珠材料セット 7100円(2024年春時点の会員価格)
- 道具:身近な道具を利用して、不足分を購入
道具を多少買っても、最低2万円弱から始められるという感じですね。
すでにお持ちの修理などから始めると、材料費もさらに削減できます。
念珠の学校オンラインの入会のメリットは、本格的に軸足も編み込んでいくような念珠を制作したい人向けです。多数の動画がいつでも閲覧できるほか、質問、仕上がり点検なども個別に対応します。(無料、無制限)
ブレスレットタイプの腕輪念珠や、テグスを通すなど簡易的なつくりかたでしたら、YouTube等で検索しても出てくるかと思います。
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